読書生活 think it over

本や新聞を読んでいます

内閣改造では、安倍さんらしさを存分に発揮した人選をしてもらいたい

 天声人語が怒っています。7月11日の朝日朝刊です。

 一部を抜き出します。 

 大事な公文書なのに1年もたたず廃棄される事例が続出していると本紙にあった。「機密性が高く、流出防止などを重視して廃棄した」との防衛省の説明に目を疑う。捨てることが一番の情報管理だとお考えか▼加計学園をめぐる国会での閉会中審査では、文書と突き合わせて追及されても「記憶にない」で逃げる答弁が目立った。こんな紙さえ残っていなければ……との心の声が聞こえてきそうだ▼いい方法がある。役所での情報のやり取りに紙や電子メールではなく、黒板とチョークを活用するのだ。一拭きすれば、消えてなくなる。情報公開を求められて困ることもない▼悪ふざけが過ぎる? 

    でも考えてみてほしい。これだけ情報技術が発達し、電子データをいくらでも残せるようになった今、1年もたたずに大事な記録を捨てていることの方が、ふざけてはいないか。

  「どちらが幸せなのかはわからない」とか「いかがなものか」といった煮え切らない切り口が多かった天声人語ですが(わたしは好きですよ)、「ふざけてはいないか」とびしっと言い放っています。これ、朝日さん、そうとう怒ってます。

 まったく同感です。「これだけ情報技術が発達し、電子データをいくらでも残せるようになった今、1年もたたずに大事な記録を捨てていることの方が、ふざけてはいないか」。本当にそうです。もう、やってることが時代劇の悪代官と同じです。大岡越前はどこかにいないのか、黄門様は?暴れん坊将軍は?と考えてしまいます。

 やっと、支持率も落ちてきました。さあ、次こそ不信任案提出です、解散総選挙にうってでよう!と思うのですが、まったく意味なし。なぜだかわかりますか?

 衆議院議員475人、そのうち自民党議員が267人です。単独過半数ですから、不信任案などあっさり否決です。さらに公明党は45人。足したら軽く300人オーバーです。多少の造反者がでたところで痛くもかゆくもありません。

 民進党は(この党のこと、みなさん覚えていますか?)、都議選敗北の責任問題で蓮舫代表に辞任を迫る一派がいるとのことです。「寧為鶏口無為牛後」という言葉があります。「大会社の社員より、小さい会社の社長となれ」という意味です。 

yama-mikasa.hatenablog.com

 でも、もう、その小さい会社つぶれますよ。そもそも民進党って名前、なんだそれ。民主党じゃなかったっけ。「つぶれないように俺が社長になるんだ」と考えているのなら、おやめなさい。国民はそう思っていませんよ。何事にも「機」というものがあるのです。

 たとえば、小池都知事衆議院議員の地位も捨て、自民党も捨て、いきなり都知事選に立候補を表明したあの日、あれが「機」というものです。日本中(わたしもです)が、大丈夫か?と思っていましたが、その後の連勝はみなさんも知っての通りです。覚えてますか?桜井君のお父さんを都知事選に引っ張り出そうとした自民党、ドンを筆頭に都知事つぶしにかかった自民党を。結局は「機」をつかんだ人間が勝つということです。まあ、小池さんのように「機」を見る目をもっている人間は限られているのでしょうけれど。 

 自民党は次の内閣改造で支持率回復を狙っています。回復してしまうかもしれないので、安倍さん、ここは安倍さんらしく、存分にらしさを発揮した人選を行ってください。肩の力を抜いて、今までのように「きっちりやらかしてくれる」そういう人間を選べばいいのです。「三原順子」さんなんてつまらないですよ。もう、ドカンと民間人を採用しましょう。友達たくさんいるじゃないですか。「お友達内閣」じゃなくて「親友内閣」。籠池さんや家計さんなんてどうですか。

 今の衆議院議員の任期は、来年の12月です。あと1年かあ、長いなあ。今、選挙したいなあ。