読書生活 

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避妊を拒む小出恵介と昨今の性教育の在り方について

 先月、俳優の小出恵介さんが、相手の女性が未成年と知りつつ飲酒したうえ淫行した事実を認め、謝罪しました。

 テレビや雑誌などを見ると、みなさんが問題にしているのは、小出さんの脇の甘さや奔放さ。そして、相手の女性が17歳のシングルマザーで子どもを施設に預けていること。母娘ともに生活保護を受けていて、小出さんとの関係をSNSで自慢していたことなどのようです。

 未成年との飲酒や淫行は法律で禁止されているので、そこは反省点かな、と思います。素敵な外見と豊かな経済力をもっているのでしょうから、言い寄ってくる女性はたくさんいるはずです。どうして未成年とわかった時点で止められなかったのでしょう。

 生活保護やシングルマザー、それほど問題だとは思いません。

 わたしが問題だと思ったのは、小出さんが避妊を拒んだということです。そして、その情報をスルーする人が多いことです。

 メディアは避妊の問題をスルーしがちです。女性がコンドームを要求しているのに男性側が拒否するのはどうでしょう。

 

 興味深い記事を読みました。

 今の教育現場では、セックスという言葉も使ってはダメ。今では中学生に避妊を教えることはタブーです。今教えると学習指導要領のはみ出しになります。教科書にものっていません。

 小出さんと関係をもった女性は、コンドームを要求したにもかかわらず、拒否されました。女性が自身を守るためには、もうピルを飲むことが必要なのかもしれません。そして、そんなこと、学校では絶対に教えてくれません。