読書生活 

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歴史上の人物に会ったことのある人はもうほとんどいない。

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 水曜日のダウンタウンという番組で、「徳川慶喜に会ったことのある人がまだ生きてる説」というような企画がありました。その結果、いたらしいんですよね。慶喜は1913年にお亡くなりになっていて、その人は1910年生まれ。1歳か2歳のときに見たらしいです。番組では専門家にもそのインタビューを見てもらい、「どうやら本当だ」ということになりました。

 太平洋戦争のあと、京都に戦争の取材に行ったら「新選組は恐ろしかった」と語ったおばあさんがいた、という話を聞いたことがあります。そのおばあさんにとっては、戦争と言えば太平洋戦争ではなく幕末の京都であり戊辰戦争だったのでしょう。

 話をもとに戻しましょう。今は2017年。徳川慶喜に会ったことのある人はほとんどいません。歴史上の人物を生で知っている人が、当たり前ですがどんどんいなくなっています。もうすぐ全員いなくなります。ということで、今の2017年段階で、会ったことがある人がまだ生きている可能性のある偉人(ややこしい書き方ですみません)を探してみました。

 先の慶喜に会われたおばあちゃんは、当時1歳とか2歳なんですよ。それだと本人の記憶とは言えないのでは?記憶って何歳以降から残るのか…。推測ですが、5歳ということにしましょう。現在日本人最高齢の方は「田島ナビ」さんという方です。鹿児島県に住んでいるとのこと。なんと、19世紀に生まれた最後のお一人です。116歳の田島さんが5歳のとき、今から111年前(1906年)のあとくらいから調べてみました。

 1906年には、幕末に名をあげた方はもうほとんど生きておりません。

勝海舟は1899年、篤姫は1883年、西郷隆盛は1877年、大久保利通は1878年、木戸孝允は1877年にお亡くなりです。比較的若いのでは?と勝手に思っていた陸奥宗光は1897年に死んでいます。番組が「徳川慶喜」をチョイスしたのもうなづけます。慶喜ほど有名人で、長生きした方はいないんです。

 現在110歳以上の人は、1907~1911年にお亡くなりになった人に会った可能性があるとします。すると、伊藤博文が1909年に亡くなってます。

 同じように、105歳以上の人だと夏目漱石(1913)や徳川慶喜(同じく1913)、100歳以上の人だと板垣退助(1919)や秋山真之(同じく1919)、95歳以上の人だと山県有朋(1922)や大隈重信(これまた同じく1922)。ほら、徳川慶喜の価値がおわかりになるでしょう。

 個人的には東郷平八郎を押します。85歳以上の方に可能性があります。東郷が亡くなったのは1934年です。東郷はすごく日露戦争で活躍した方です。すごくかっこいい人です。この方です。

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 若い頃の写真です。お年を召すと貫禄が出てきます。上手に年を取っています。

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 1934年にお亡くなりになっています。今から83年前です。今、90歳の方なら、ばっちり記憶のある7歳です。