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妻が、運転違反で警察官につかまって泣いて帰ってきた 

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 ある夜、帰宅した妻が青い顔で話しかけてきました。「警察に捕まった。どうしよう、もうだめだ」と。何をしたのかと聞くと「車で横断歩道上を通り過ぎたら、後ろからパトカーに止まるよう指示された。信号もないから信号無視じゃないし、どうしたんだろうと思って警察官に聞くと、横断歩道で人が立っていたのにあなたは止まらず走ったから違反だと言われた」とのこと。

 さらに、「人は確かにいたけれど、その人は自分のカバンの中をごそごそと見ていたから、いいのかな、と思ってわたしは止まらなかったのに」と泣きながら言います。

 そこから先は、妻に聞かなくてもわたしは知っています。彼女がそのあとおまわりさんとどのようなやりとりをしたか、ということを。

 

 わたしは、免許を取って20年以上たちますが、一度もゴールド免許をもらったことがありません。駐車違反や携帯電話など、今まで10万円以上はお金をはらってきました。

 30歳目前だったかなあ。「ゴールド免許だと保険がかなり安くなる」という当たり前のことを知り、違反を取られないように注意しました。5年ですよね。あと少し、というところでことごとく違反をしてしまい、2度のチャンスを逃し、今度こそ、と迎えた3回目の5年目(意味わかりませんね)が間近、とうとういったか、と思ったそのときやってしまいました。4年と10カ月です。

 渋滞にはまって、車がぴくりとも動きません。本当に動かないのです。やることもなくぼけっとしていたら、ふと思いついたことがありまして携帯にメモりました。メモリ癖がわたしにはあります。職場では鉛筆でメモっていますが、運転中となるとそうはいかず。しかし、何度も違反をしたからわたしは知っています。車が止まっているときは携帯いじりはOKなのです。

 少し動き始めました。携帯をやめて運転します。また、止まります。この繰り返しです。

 「なんだ、動いているじゃないか、それはだめだろ」と思いますよね。違うんです。10分止まって少し動く、そんな感じでした。

 そしたら、窓をコツコツたたく音がします。バイクのおまわりさんです。見つかりました。誘導通りに車を止めて、あとは慣れたものです。

 少しは抵抗しましたよ。「車は止まっていたじゃないですか。止まっているときはOKですよね。車が動いたらやめてましたよ」と言うと、「よくご存じですね。その通りです。でも、〇〇さんは車が動いている間も確実に携帯画面を見ていました」とおまわりさん。わたしはよく知っています。こうなったら、もう何を言ってもおまわりさんには通用しないことを。

  

 ここでみなさんに質問です。携帯、駐禁、速度違反などで捕まったら、どうなるか知っていますか?

 わたしの記憶によると、

①免許証を見せる。

 ここで、免許証がなければさらにペナルティーが加せられます。しかし、「免許を財布ごと家に置いていて、子どもに走って持ってこさせてセーフだった」という話を聞いたことがあります。真偽のほどはあやしいです。

②紙に住所と携帯電話の番号を書く。

 おまわりさんから複写式の紙を渡されますので、その紙にしっかりと書きましょう。嘘はいけません。おまわりさんは、免許証を何か機械に通して確認してます。おまわりさんはあなたがわたした免許証は確認しました。紙に書かせることで、この免許証が本当にあなたのものなのか、ということの確認をしたいのではないかと思います。

③職業を聞かれる。

 妻はお堅い仕事についています。正直に答えて「わたしはクビになる」と言ってました。職業を聞かれたら「会社員」と答えたらいいのです。おまわりさんにもよりますが、「ご職業は会社員でよかったですか?」などと聞いてくれる話のよくわかる方もいます。若いときには「言いたくない、会社員とでもしておいてください」と生意気言ったこともあります。すると「おまえ、顔見たことあるぞ、もしかして消防?」なんて言われたんですよ。おまわりさんもいろいろです。ちなみにわたしは消防署に勤務しておりません。

 わたしの友人は、あまりに腹が立って「わからない」を連発したとのことです。警視庁24時などを見ているとそれだと絶対にだめそうですが、友人はOKだったと言いますから会社員で処理されたのかな、と思います。

④違反内容の確認と今後の処置について説明を受ける。

 何日までにこの用紙をもって金融機関に行ってお金を払ってください、と言われます。行かないと裁判だと言われます。わたしは毎回払いました。

⑤指紋をとる。

 はんこでもよかったのかもしれません。わたしははんこを持ち歩いていないので毎回指紋です。最近はインクの性能がよくなり、たしかティッシュでふかなくても赤いのがとれる優れものになりました。

⑥こみあげる怒りをおさえる。

 悪いのは自分です。でも腹が立ちます。また違反者講習確定です。おまわりさんを憎みます。

⑦悲しい気持ちになる。

 お金を払わなくてはいけません。駐禁だと18000円です。携帯だと確か9000円です。本当に悲しいです。

⑧これからは気をつけようという気持ちになる。

 おまわりさんの仕事は大変なんだな、人から憎まれるのが仕事なんて大変だな、これからは気をつけよう、そう思います。

 わたしは、妻に「あなたはクビにはならないし、あなたの職場にこの違反が通報されることはないよ」と言いました。泣く妻を見て、おまわりさんにおびえるその100分の1でもいいから、わたしにその気を使ってほしいものだと思いました。