読書生活 think it over

本や新聞を読んでいます

「噂の!東京マガジン」の「やってトライ」にモノ申す 

この記事をシェアする

f:id:Yama-Mikasa:20170528103554j:plainf:id:Yama-Mikasa:20170528103627j:plain

 日曜昼のTBS系の番組に「噂の!東京マガジン」という番組があります。わたしはこの番組が好きになれません。

 それはなぜか。2017年5月28日の朝日新聞の朝刊の声欄に、この番組を批判する投稿がのっていたので紹介します。投稿者は17歳の高校生です。おそらく女性です。

「料理は女性」って考えてない?

 日曜昼のTBS系の番組「噂の!東京マガジン」に与えたテーマの料理を街頭の若い女性に作ってもらうコーナーがあります。「きちんと作れない人が多い」ということで、スタジオでプロが本当の作り方を見せるという内容です。

 私は、街頭で料理をしているのは女性ばかりで、男性が取材されていない点に疑問を持ちました。「女性は料理ができなくてはいけない」と言っているように感じました。

 製作者側はそこまで意図していないのかもしれません。でも、根底にあるのは「料理は女性の役目」という考え方だと思いますし、もし無意識のうちにそれが「当たり前」と考えているとしたら、問題ではないでしょうか。

 今、男女の社会的性差をなくし多様性を認めるジェンダーレスに向けた取り組みが行われています。大切なのは人々の意識を変えていくことです。番組では、女性だけでなく男性への取材があってもいい。テレビは多くの人が見ています。「当たり前」にも疑問を持って製作してほしいと思います。

 この投稿者は、この番組にただよう「料理は女性」という考えを批判しています。なるほど、そういうだめな点がありますか。その通りです。しかし、わたしが怒っていることは別にあります。

 まず、バカンスを楽しんでいる途中に突然声をかけられ、料理を作れと迫る無礼な態度です。作れる、作れないの前に、失礼でしょう。腹立ちませんか?自分がされて嫌なことを人にするなって小さいときに習いませんでしたか?

 そして、スタジオの老人たちとナレーターの無礼な態度です。

 料理に失敗する若い女の子を、ナレーターがばかにして、それをスタジオの老人レギュラーメンバーが笑う。とても不愉快です。「どうせできないだろ、ほれ、作ってみろよ、やっぱりできない、なにやってんだか(大笑い)」という完全に上から目線のスタジオの老人たちが許せない。

 芸人をいじって笑いにする番組があります。あれはありだと思います。いじられてなんぼの芸人、笑われてなんぼの芸人です。いじられ、笑われ、そうすることでブレイクし大金を手にするプロの芸人(もしくは芸人の卵)です。でも、この番組に出ている人たちは素人です。

 さらに、です。リアクションを笑いに変えるためには、いじられる側だけでなく、いじる側にもそうとうの技術が必要です。芸人が必死にぼけているのに、ツッコミのタイミングなりワードなりでそのぼけが台無しになるものです。イッテQで出川さんがあれだけ人気になっているのは、出川さんのプロの天然さとリアクション芸だけではなく、編集の巧みさや内村さんや宮川さんのあたたかい笑顔とつっこみがあってこそです。その技術がなければただのいじめです。

 スタジオの老人たちがやっていることはただのいじめです。おもしろくもなんともない。素人さんをばかにして。

 あんな番組が、1992年から続いていることに不思議です。25年間、あんな馬鹿なことをやっていてどうして問題にならないのか不思議です。この投稿者の生まれる前から放送されているんですよ。バカみたい。TBS、バカみたい。馬鹿みたい。ということで、馬と鹿です。