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アカギの最終回

 アカギが終わってしまいました。

 「アカギ」とは、福本伸行先生による麻雀漫画です。『近代麻雀』で30年近く?連載していたわけだが、とうとう最終回を迎えてしまいました。

 アカギが鷲巣という日本の巨悪とガラス牌を使って一晩麻雀をするわけですが、その「鷲巣麻雀」一晩を、20年かけてやったことになります(この一文、アカギを知らない人には何の事だか意味不明ですね)。アカギが鷲巣邸に足を踏み入れた20年前、私はまだ、24歳でした。子どもはおろか結婚もまだしていません。あれから20年、その間いろいろなことがありました。

 新居を建ててそこへの引っ越しのため、集めたアカギをなくなくブックオフに売りに行きました(数年後、また新刊でそろえた)。原作がまだ終わっていないのに何回も実写化され、そのたびに何度も見ました。そして、あの時生まれていなかった我が息子が、もう中学生です。先日「生徒会とかやんないのか」と聞いたら、「生徒会はやだけど、班長になったよ。これ作った(笑)」と、工作用紙でできた「ジゴロ賽」と用心のための「ピンゾロ賽」を見せてきたのには驚きました(これは嘘ではありません)。今から20年前、ツタヤのレンタルに「黒澤」が並んだり、「銀と金」が地上波でドラマ化されたりする日がくるなんてこと、誰が予想したでしょう。

 「凡夫」の私もアカギから多くのことを学びました。名言も山ほどあります。検索すれば出てくるので見てください。私のお気に入りは、

「覚えておくんだ、ヤー公。三人で囲めば圧勝できるだと?バカじゃねえのか?そういうこざかしいことと無関係のところに強者は存在する」

です。これ、アカギの台詞ですが、『天』でのアカギの台詞です。『天』とは、福本先生ブレイク前夜の麻雀漫画で…。説明すると長くなるので省略します。とにかく、寂しい気持ちでいっぱい。これからしばらく退屈するでしょう。

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