読書生活 

本もときどき読みます

嫌婚男子とは

結婚しようとしない男

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 テレビで今見ました。

 彼女とお付き合いはしたいが、結婚はしたくない男がいるらしい。タイミングが来たら結婚する、一人前になったら結婚する、そう言って結婚を先延ばしにするらしい。

 なるほど。

 

 結婚は自分に向かないと思っているのかな。能力や適性は、物事の「前」にあるのではなく、「後」に発見されます。仕事と同じです。残念ながら、若い人がその最初の就職機会で自分の適性にぴたりと合致し、それゆえ潜在的才能を遺憾なく発揮できる仕事に出会う確率は限りなく低いです。これ、どこかで読んだものですが、どこだったかな、忘れてしまいました。好きな事を仕事にしたい、そう思っている若い人、きっと多いでしょう。そういうものではないんですよ。仕事は嫌なものです。最初は特に。でも、その中でもがいているうちに、周りが適性を評価してくれます。そうしているうちに、その仕事への適性もできてくる、そういうものです。だから、結婚してみたらいいのに。結婚、悪くないですよ。してみなくちゃわからないことって、世の中にごまんとありますよ。

 

 しかし、あれですね。結婚したくないわけですから、パイロットになりたいとか、弁護士になりたいとか(たとえが古いね)、具体的な職種どころか、そもそも働きたくないっていうことですよね。となると、いつまでも働かないで親のすねを、いや、彼女のすねをかじっていたいということですか。

 

 仕事と結婚は違うって?仕事は嫌いでも我慢するけど、結婚は嫌だって?だって、あなたその人と付き合っているのでしょう。どういう気分で付き合っているの?

 

 どうしようもない。そんな嫌婚男子とお付き合いされている女性のみなさん、わかれた方がいいですよ。大丈夫、別にいい人いますよ。

 え?いないって?そんな男といるくらいなら、一人の方がよっぽど幸せになれますよ。そんな男、今でもあなたのことを大切にしていないでしょう。あなたのことを大切にしてくれない人との人生、あなたは耐えられますか?

 え?その人のことが好きだって?そうか、落ちちゃったのか。それなら、しかたがないか。でもなあ。そうだ。君には友達がいないのか。その友達と一週間くらい飲みあかしなさい。バケツ一杯分くらい泣けば、忘れられますよ。

 なんだか、伊集院静みたいになっちゃいましたね。