読書生活 think it over

本や新聞を読んでいます

さわやかな風が吹いた オレの栄光時代は今なんだよ!

息子の総体予選(バスケ)が始まりました。3年生にとっては最後の大会です。清宮くんだけではなく、7月の週末、全国の中高生がそれぞれの場所で濃密な夏を過ごしています。 息子の地域の予選についてふれます。一次ラウンドが市の大会。5位までが勝ち抜け…

こころの病 この5つの症状が出てきたらプチ休み。 『「こころ」はだれが壊すのか』滝川一廣

病んできたなと思っても、なかなか自分では休めないものです。 yama-mikasa.hatenablog.com まわりが気づいて、出社を止めるのも一つの手です。 yama-mikasa.hatenablog.com 少し調子がおかしいな、ということはあるのですが、これ、なかなか他人には説明し…

内閣改造では、安倍さんらしさを存分に発揮した人選をしてもらいたい

天声人語が怒っています。7月11日の朝日朝刊です。 一部を抜き出します。 大事な公文書なのに1年もたたず廃棄される事例が続出していると本紙にあった。「機密性が高く、流出防止などを重視して廃棄した」との防衛省の説明に目を疑う。捨てることが一番…

批判的思考について 『「功利主義入門」-はじめての倫理学』児玉聡 

人に批判されるとがっかりします。年を取ればなおさらです。批判していただいてありがとうございます、なんて思ったこと、ほとんどありません(わたしの経験上)。 がつがつ批判してくる人いませんか?とにかく「あげあしとってやろう」という目で話を聞いて…

本音を語り合うのはそろそろやめませんか?

本音度が過ぎている気がしてなりません。ものには限度というものがあります。なんでも思ったことをストレートに言うのがよい、という風潮がわたしには少しきつく感じるのです。 たとえば、今みなさんが読んでくださっているこの文章を読み「こいつの途方もな…

偶然うまれるものが完全なものだ 『天才 勝新太郎』春田太一

日々の仕事で壁にぶつかると、過去の引き出しからその状況に見合うものを探して、それを少しアレンジして対処する、そういうことが多くなってきました。うまく言えば、「そつなくこなしている」、悪く言えば、「流している」となるでしょう。 もう長いこと、…

2年で20キロ瘦せるためにやったこと

社員旅行に行ったときのことです。海ほたるで写真を撮りました。わたしと女性ともう一人の男性のスリーショットです。真夏でした。 すると、真ん中の女性が「ただでさえ暑いのに、この二人にはさまれたらますます暑くなる」と言うんですよ。驚きました。もう…

「西野カナ 恋する気持ち 歌ってみた」が凄いの話 あとPitbullとAviciiも 

仕事をするとき、音楽をよく聞きます。作業用BGMがたくさんあげられていてとても便利です。めったに聴かない洋楽を聴いて、いい曲だな、と思ったら買います。わたしはテンションがなかなか上がらないので、元気をくれる曲がお気に入りです。 たとえば、ピ…

人生に疲れたなんて言わないで 老後をふりかえる超高齢者 『知的な老い方』外山滋比古

今日、本屋でこんな本を見かけました。『知的な老い方』。ベストセラー『思考の整理学』の著者、外山滋比古さんの本です。え?まだ、ご存命だったの?というのが失礼ながら正直な感想です。 御年93歳。帯には、スーツを着てほほえむ外山さんの写真がありま…

避妊を拒む小出恵介と昨今の性教育の在り方について

先月、俳優の小出恵介さんが、相手の女性が未成年と知りつつ飲酒したうえ淫行した事実を認め、謝罪しました。 テレビや雑誌などを見ると、みなさんが問題にしているのは、小出さんの脇の甘さや奔放さ。そして、相手の女性が17歳のシングルマザーで子どもを…

『こころ』夏目漱石

なぜ、いまさら、『こころ』なのかと言いますと、息子に聞かれたからです。『こころ』を読んだことがあるか、と。あると答えはしたものの、あらすじすらおぼつかないので、こっそり読みました。 あらすじです。こんな感じでよかったでしょうか。 おもな登場…

的中率 高いどころか 100%

「上がるか下がるか」5回でも10回でも連続で当てることのできる方法です。 ある老人の家に証券会社の営業を名乗る男から電話がありました。短刀直入に「株に興味はありませんか」と聞かれました。実はこの老人、過去に退職金を使って株に手を出したことが…

宝くじが当たったので働くのをやめようと思いますが…

宝くじって今、一等前後賞合わせて「10億円」だそうです。平均生涯賃金が約2億円とのことですから、お金には不自由せずに人生を過ごすことができる金額です。 仕事がいやだ、やめたいやめたい、とブツブツ言ってるわたしですが、「もし宝くじが当たったら…

あなたと彼は同級生で、あなたの奥さんは新入社員で、彼の奥さんは常務で

先日、久しぶりの東京出張がありました。わたしと同年代の社員が集まる研修です。講師の話を聞きながら、周囲を見渡してみると、記憶の片隅にある顔が何こもあります。講師の話の途中でしたが名簿で確認してみると、「ああ、彼だ」と。もちろん女性の方もた…

結婚生活の維持に必要なもの 『鈍感力』渡辺淳一

結婚生活は本当に難しいです。 わたしだけかと思っていましたが、そうではないとこの本を読んでわかりました。 渡辺さんは、結婚を 一組の男女が「一時の熱情にかりたてられて一緒になり、ともに狭い部屋に棲むこと」 だと言います。そうなんですよ。一時の…

朝、起きたら虫になっていた 『変身』カフカ

簡単にあらすじを紹介します。 平凡なサラリーマン、グレゴールザムザは、朝目覚めると一匹の巨大な虫になっていました。背中には堅い甲羅があり、腹は褐色で、何本も足が生えています。 変わり果てた息子の姿に母親は悲鳴をあげて失神し、怒った父親は彼の…

西郷さんと小池さん

都議会議員選挙のニュースを見ていたら、「西郷さん」という女性の候補者が出ていました。西郷ってすごい苗字だなあ、と思って見ていたら、どうやらこの西郷さん、あの西郷さんの本家にお嫁にきた人だそうです。あの西郷さんですよ。 そのニュースでは、小池…

人は見た目が何%? 

朝日新聞7月2日の朝刊の記事です。 www.asahi.com 「人は見た目が何%?」というテーマで特集が組まれていました。 アンケート結果(304人回答)によると、 Q1 あなたは自分の見た目を気にしていますか? とても気にしている 20%(61人) ある程…

「死ぬ気になったつもりで」ってよく言うけれど  『「死ぬくらいなら会社辞めれば」ができない理由』 

新聞にあった本の紹介を読み、強く共感したのでここに引用します。まだ、読んでいません。2017年6月25日の朝日新聞11面の書評欄です。 『「死ぬくらいなら会社辞めれば」ができない理由』 学習性無力感の体験と対応策 一昨年、大手広告会社に勤務す…

ぼくの好きな先生

久しぶりに息子の授業参観にぶらりと行きました。息子の学級は40人もいます。もう中二ですから体も大きく、教室はぎゅうぎゅうです。うしろに人が立つスペースはほとんどありません。 こんなに大人数だと先生は大変だろうなあ、と思います。担任の先生は5…

至福の読書タイム 『鎖 上』 乃南アサ

少し仕事が忙しく、最近ベッドに入る時間も遅くなっていました。本は手に取るもののあっという間に落ち、次の日にまた開くもどこまで読んだか記憶が定かではない、というストレスのたまる日々が続いていましたが、とうとう仕事が一段落しました。 夕食を食べ…

「人生五十年」の倍!

先日、こんな記事を書きました。 yama-mikasa.hatenablog.com 歴史上の人物に会った人はもうすぐいなくなる、という記事です。ああ、さみしいなあ、と思って書いた記事なのです。しかし、逆の見方もできる、と思いました。 どういうことかというと、日本人の…

自分の長所は自分にはわからないし、やってみないとわからない

自分にはどんな長所があるのか、考えてもなかなかわからないものです。わかる人は、きっと何かをなした人です。イチローには野球の才能があったのか、今話題の藤井4段には将棋の才能があったのか、おそらくあったんだと思います。しかし、それは後付けであ…

歴史上の人物に会ったことのある人はもうほとんどいない。

水曜日のダウンタウンという番組で、「徳川慶喜に会ったことのある人がまだ生きてる説」というような企画がありました。その結果、いたらしいんですよね。慶喜は1913年にお亡くなりになっていて、その人は1910年生まれ。1歳か2歳のときに見たらし…

努力は必ず報われるという幻想を捨てよう

何をもって「努力」とし、何をもって「報われる」とするかによります。普通は、目的に向かって行動することが「努力」で、よい結果が出ることが「報われる」といったところでしょう。 釣りに例えると、竿を出すことが「努力」であり、魚が釣れることが「報わ…

ほわっといず「アレルベ」?

わけあって、同僚の息子さんを一日あずかることになりました。小学校二年生の男の子です。カナダ人と日本人のハーフです。一つ問題がありました。一切日本語が通じないということです。彼が話す言語は英語だけです。名前は「ジャーマイヤー」、通称「ジャー…

子どもに読書をさせるにはどうしたらいいの? 

なにかと話題の「週刊文集」に、伊集院静さんの「悩むが花」という人気コーナーがあります。読者の質問にときにバッサリ、ときに真剣に、ときにユーモアたっぷりに答えてくれます。蛭子さんの「ゆるゆる人生相談」とは大違いです。 ーyama-mikasa.hatenablog…

友人が目を覚まさない

去年の春、大学時代の友人が倒れました。倒れた直後は命の危険もあったと聞きました。落ち着いてから、彼の奥様から連絡をいただきました。わたしたちが彼に会えたのは、彼が倒れてから一か月後のことでした。 彼は、身だしなみに気をつかう男でした。肩幅が…

蓮舫さんにあって安倍さんにないもの。小池さんにあって石原さんにないもの。

大仁田厚さんにあって馳浩さんにないもの。小泉純一郎さんにあって小泉進次郎さんにないもの。 正解は、写真集です。 朝日新聞6月16日朝刊、2面の広告欄を見てびっくりです。『小池百合子写真集』が発売されました。 日本の❝新リーダー❞25年の素顔! …

そんな言い方しなくたっていいじゃないか(笑)

わたしが書いた記事にブックマークをしてくれる方が、ときどきいます。ありがたいことです。そのブックマークにコメントをつけてくれる方もいます。楽しく読ませていただいています。 先日のことです。わたしが書いた記事についたブックマークのコメントに目…

『終わらざる夏 下』 浅田次郎

『終わらざる夏 下』読み終わりました。 yama-mikasa.hatenablog.com yama-mikasa.hatenablog.com 1945年8月15日、玉音放送。国民はそれぞれの思いを抱えながら、日本の無条件降伏を知る。国境の島・占守島では、通訳要員である片岡らが、終戦交渉に…

戦艦とイージス艦の違い

www.asahi.com 6月18日の朝日新聞朝刊です。伊豆半島沖で、アメリカ軍のイージス艦がフィリピンのコンテナ船と衝突しました。 わたしは、少し前『戦艦武蔵』という本を読みました。 yama-mikasa.hatenablog.com 太平洋戦争以降、戦艦は作られていません。…

義家さん、あなたは何を言ってるの?

「政府がおかしいことを行っている」ということを知った役人が、それを国民に伝えると法律違反になるらしい。 www.asahi.com 確かに公務員には守秘義務があります。しかし、しかしですよ。義家さん、あなた、自分の胸に手をおいてよく考えてみなさいよ。 義…

踊る大捜査線<レインボーブリッジを封鎖 中二の息子が知らない5つのこと

わたしには、中二の息子がいます。バスケ部に入っています。郷土研究部だったわたしの息子がまさかバスケ部に入るとは、全くの予想外です。あの流川や仙道や桜木がやっていたあのバスケをうちの子がやっているなんて。スラムダンクはわたしが学生の頃の漫画…

家族がうつになったらすること

1 すぐに休職の手続きを取る 今の状態で出勤しても体や心の状態はよくなりません。本人が言いづらそうであれば、本人のかわりにパートナーや親御さんが会社に連絡してください。「主人の調子がよくない。しばらくの間お休みを取らせてください」と言ってく…

この仕事が終わったら自分へのご褒美に温泉でも行こう!と思っているあなた。あなたに来年は本当に来るの?『やがて消えゆく我が身なら』池田清彦

数年前に千代の富士が亡くなりました。わたしにとっての最強の横綱は白鵬でも貴乃花でもなく、千代の富士でした。 その千代の富士が現役時代を振り返って、 とりあえず今日一日だけ全力で稽古しよう。明日になったら休めばいいと思いつつ、明日が今日になり…

日体大と国士館

わたしには、日体大と国士館を出ている先輩がいます。ばりばりの体育会系の50代です。一人は温厚なおじさまで、一人は瞬間湯沸かし器のようなおじさまです。 このお二方、ともに両大学を代表するすさまじい寮に入っていたという経歴があります。どちらとも…

日本の新生に先駆けて散る 『戦艦大和の最期』吉田満

吉村昭の『戦艦武蔵』を読み、続いて大和関係の本を何冊か読みました。 大和の沖縄出動に動員された青年士官たちは、自分たちが戦略的に無意味な死に向かっていることに苦しみ、こうやって死ぬことに一体何の意味があるのかについて、士官室で激しい論争をし…

『終わらざる夏 中』浅田次郎

yama-mikasa.hatenablog.com 『終わらざる夏 中』読み終わりました。 片岡の一人息子・譲は、信州の集団疎開先で父親の召集を知る。譲は疎開先を抜け出し、同じ国民学校六年の静代とともに、東京を目指してただひたすらに歩き始めた。一方、片岡ら補充要員は…

やくみつるさんはたいしたもんです

朝日新聞6月10日の朝刊です。やくみつるさんの風刺絵とコメントがのっていました。わたしにその画像をのせる技術がないので紹介できませんが、上手なんです。これって、新聞を写真で撮ってそれを載せるしか方法はないのでしょうか。 コメントだけ紹介しま…

妻が、運転違反で警察官につかまって泣いて帰ってきた 

ある夜、帰宅した妻が青い顔で話しかけてきました。「警察に捕まった。どうしよう、もうだめだ」と。何をしたのかと聞くと「車で横断歩道上を通り過ぎたら、後ろからパトカーに止まるよう指示された。信号もないから信号無視じゃないし、どうしたんだろうと…

壮絶!三文字切腹 『竜馬がゆく』司馬遼太郎

息子が小学校のときに買った『歴史人物できごと新事典』という本を読みました。とてもおもしろく、興味をそそる記事が満載です。その中のひとつの記事に目が止まりました。 「スゴイ根性の話」三文字切腹!! 武市端山は、肝っ玉のすわったサムライだった自…

結婚生活は難しい 

妻とぎくしゃくしています。妻だけが悪いわけではありません。わたしも悪いのです。 顔を合わせる時間が長くなればなるほど、険悪な雰囲気になります。休みが重なった日などは最悪です。つねに小さな火だねがたくさんあり、うちわでひとあおぎしたら一気に燃…

すごい写真が見つかった

www.asahi.com 朝日新聞2017年6月5日(月)の朝刊です。 戦前の1935年に沖縄で撮られた写真が300枚近く見つかりました。 魚をかかげ、ほこらしげな漁師。はだしで走る子ども。路地裏を歩く和装の女性。活気あふれる商店。表通りに荷物を広げ物…

過去の男女関係を今のパートナーに言いますか? 『愛情セミナー』遠藤周作

この本で、遠藤周作は嫉妬の苦しみとして3つあげています。 一つ目は、 嫉妬の苦しみとは、人間の自尊心が最大に傷つけられた苦しみ 自分の彼女が、別の男に心変わりしたら、ねえ。トータルで見て、あなたより彼、と評価されるわけですから、ねえ。 二つ目…

右肩がじんじんと痛い

先月、体育館でバスケットボールをしました。と言ってもボールをついたりシュートをしたりという程度です。息子の試合を見ることはあっても、自分がプレイすることなどそうそうなく、少し興奮しました。 リングの高さ305cm、いやあ、高い!フリースロー…

『終わらざる夏 上』浅田次郎

1945年、夏。すでに沖縄は陥落し、本土決戦用の大規模な動員計画に、国民は疲弊していた。東京の出版社に勤める翻訳書編集者・片桐直哉は45歳の兵役年限直前に赤紙を受け取る。何も分からぬまま、同じく召集された医師の菊池、歴戦の軍曹・鬼熊と、片…

「噂の!東京マガジン」にモノ申す 

日曜昼のTBS系の番組に「噂の!東京マガジン」という番組があります。わたしはこの番組が好きになれません。 それはなぜか。2017年5月28日の朝日新聞の朝刊の声欄に、この番組を批判する投稿がのっていたので紹介します。投稿者は17歳の高校生で…

ブログを3か月続けてもわからない5つのこと

デジタル音痴のわたしですが、記事の書き方だけを覚えてブログをはじめました。毎日こつこつ更新して、ついに先日、100記事3か月達成しました!その間、多くの人のブログを見たり、調べたりして、いろいろなことがわかりました。引用の仕方、リンクの仕…

座右の書が『路傍の石』ってどうかと思っていたけど、ありかもしれない 『路傍の石』山本有三

よく「座右の書」を聞かれて『路傍の石』と答えている方がいます。わたしはこれを中学生の時に読みました。すごくわかりやすいです。戦前に書かれたものとは思えないくらい読みやすいです。決して自慢ではありません。簡単なんですよ。 ストーリーもわかりや…